こんにちは!小松です。
今回は、「法律ギリギリまで働いて身体に起きた異変」について書いていこうと思います。
毎日の残業がしんどい、キツイという方、毎日の残業がうざいと感じている方はぜひご覧ください。
キツイ毎日から抜け出したい、自由になりたいという方は、こちらの記事もチェックしてください。
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わたしは、「ネットワークエンジニア」という仕事をしています。
「エンジニア」というと毎日残業時間がヤバいというイメージを持っている方も多いと思いますが、ネットワークエンジニアは
数ある「ITエンジニア」の中でも比較的残業は少なく、「ホワイトなエンジニア」といわれています。(会社にもよりますが)
それでも、繁忙期である年度末(3月)はかなり忙しく、この度、法律に引っかかるギリギリの勤務時間を経験しましたので、
主に体調面に関する内容をレポートしたいと思います。
結論から言うと、毎日残業をすると身体を壊します。
なので、残業が前提の働き方をしている会社や、残業を美徳とする古い考え方の会社は要注意です。
疲労というものは、当たり前になってしまうと自覚が無くなってしまう人もいるので、この記事を読んで
「自分も疲れているのかも」と気がつくキッカケとしていただき、是非休んで欲しいと思います。
残業が続いて何が一番辛かったかというと、「睡眠不足」です。
プライベートな時間がなくなることも勿論辛いですが、とにかく睡眠不足がヤバかったです。
ネットワークの作業は、お客さんの業務が止まってしまうことから業務時間外に行うことが多いのですが、この時わたしは
2つの大きな案件を抱えていて、一つは業務開始前の早朝作業、もう一つは業務終了後の深夜に作業を行っていました。
そうなるとどうなるかというと、「始発で出社して終電で帰宅する」という人が連日続きます。
深夜24時に家に帰ってきて、就寝は深夜1時過ぎ。始発に間に合うように起床時間は3時半。「睡眠時間2時間半」
調べたところによると、人にもよりますが、6時間睡眠でも足りないらしいです。
では、身体に起きた異変について書いていきます。
法律ギリギリまで働いて身体に起きた異変
■常に眠い
このような生活が続くと、まず当然だが常に眠い。
駅のホームで電車を待つ時、立ったまま意識が飛びそうになり、まるで盛大に膝カックンを食らったかのように崩れそうになった。
幸いにもわたしの通勤電車は座ることができるのだが、座った瞬間落ちる。
さらにいうと、歩きながらも意識が朦朧としてくる。
「寝たい寝たい寝たい寝たい」頭の中が睡眠に支配され、食欲よりも性欲よりも「睡眠欲」、昼休みもとにかく睡眠時間に当てた。
■常に微貧血状態。
眠気と同時に、常に冷や汗が出ていて常時軽い貧血のような状態になった。
座っているか何かに寄りかかっていないと辛い状態がつづく。
しかし、ある日帰宅の電車に乗っていると、座っている状態で貧血の症状が酷くなって座っていられなくなってしまった。
立っている状態で辛くなったら、座って楽になることができるが、座っている状態で辛くなってしまうと詰む。
次の停車駅で急いで電車を降りたが、降りた瞬間耐えらなくなり、せめて倒れないようにとしゃがみ込んだ。
しばらくうずくまり、冷たい風に当たっていたら楽になって無事に家へ帰ることができた。
■常にイライラする
睡眠不足が続くと、普段は気にならないことが気になるようになり、常にイライラするようになります。
いつもより神経が敏感になる感じがして、「ドアが閉まる音」「人が歩くときに靴音」「エレベーターのボタンを押す音」「食器のカチャカチャ音」などにひどくイライラするようになりました。
あとは人が近くにいることにストレスを感じるようになり、
人が前から近づいてきたり、近くに人がいるだけで嫌悪感がすごかったです。
■ため息が止まらない
普通にしていると、常に胸のあたりがムカムカするというか、モヤモヤするというか、スッキリしなくてつい大きな息を吐いてしまう。
深呼吸をして肺を膨らませると胸のモヤモヤが一時的に楽になってスッキリするので、頻繁に深呼吸をしてしまう。
周りから見たら、やたらと大きなため息を繰り返すウザイやつだ。
■手足の感覚がなくなる
仕事中に、手のひらと足の裏が、なんというか「ジワー」って麻痺する感じで感覚が鈍くなることがよくあった。
わたしはもともと「手のひら多汗症」なのだが、
この症状が出ている時はいつもより手汗酷い気がする。
身体が「ふわ〜」としていてめまいがする中で手足の感覚まで無くなってくると、自分がここに存在しないような変な気持ちになってくる。
■心拍数が上がり、心臓に痛みが出てくる
睡眠不足が続くと、平常時の心拍数が普段より多くなる。
常に心拍数が高い状態だ。
胸に手を当てると明らかに違うから怖い。
これはかなり心臓に負荷がかかっていると思うし、時々「ズキッ」と痛みが走ることがあった。
その月はいわゆる「過労死ライン」と呼ばれている月80時間以上の残業時間を超えていたこともあり、はじめて本気で身の危険を感じた。
「過労死なんて自分には関係ない」と思っていたけれど、もしかしたら今日寝たら目を覚さないかもしれない、なんて思った。
学生時代のバイトをしていたスーパーの店長だった人が過労死で亡くなった。
その人も前の日まで普通に話をしていたのに、朝になって目を覚さなかったらしい。
自分では平気だと思っていても、実は身体はめちゃくちゃ疲労が溜まっている可能性があるから、こういう身体からのメッセージには
ちゃんと耳を傾けようと思った。
■便秘になる
生活リズムが狂っているので、朝になっても全く便意がこない状態が続いた。
少し出たとしても、硬くてコロっとした便が少しという感じになる。
数日出ないと、仕事中に便意が来て出てくれるからなんとかなっていたが、もともと便秘体質の人とか酷い人だともっと深刻な
問題かもしれない。
ちなみに、休日はたっぷり寝るとちゃんと便意が来る。
■全身が筋肉痛のような痛みに襲われる
これも明らかに身体からのメッセージだと思うが、運動を一切していないしデスクワークなのに全身に筋肉痛のような痛みが出てくる。
特に肩や太ももが痛い。
インフルエンザに罹ると、全身が怠く痛みが出てくるが、その感じに近い。
身体に力が入らなくて物を持つのがしんどくなる。スマホを長く持てないくらい辛い。
■全身が痒くなる
筋肉の痛みとは別に、全身の皮膚が痒くなる。
特に顔と手の甲がやたらと痒い。
痒くなるとイライラしてくるので、さらにストレスが溜まり悪循環に陥る。
■腰が痛くなる
あえて筋肉痛とは別に書いてみたが、腰が怠くて痛い状態が続く。
わたしはデスクワークで座っている時間が長いのでなのでもともと腰には負担がかかっているのだが、
睡眠不足の時は特に酷く、座っているのが辛くて身体をよじらせてしまうほど。
電車でも座っていると腰が痛い。
でも一時間立っている体力はもちろんないので、座ってじっと耐える日々が続いた。
■思考が停止して、身体が鉛のように重く動けなくなる。
これは本当にキツかった。
話しかけられても全然言葉として頭に入ってこないのだ。
「ごめんなさい、もう一度お願いできますか」と何度も聞き返してしまう。
デスクワーク中も、何もやる気がしないし、頭も働かず、ぼーっとモニターを眺める時間が増えた。
そのときの身体は鉛のように重く、マウスを持つ手が動かない。
気分転換に席を立とうと思うのだが、トイレにいくのも身体が重くて動けない。
そのうち、ぼーっとモニターを眺めながら、涙が出そうになる。
急に焦りと悲しさが同時に溢れてきて泣きそうになった。
■耳鳴りが多くなる
頻繁に耳鳴りがするようになった。
仕事をしている時、ご飯を食べている時、外を歩いている時、よく「キーン」という耳鳴りがする。
■目の奥が痛くなる
これは睡眠不足だけでなく眼精疲労もあると思うが、目の奥がズーンと重く痛みが出るようになる。
頭痛に近いような痛みで、酷い時は吐き気も伴う。
仕事中だけではなく、痛みが出るのは寝ている時が多い。ズキズキとした不快な痛みで目が覚める。
不思議と痛みが出るのはいつも左目。
この痛みが出る時は手足の先が冷たくなり、鳥肌が立つ。
一度この痛みが出た日は、一日中体調が悪い。
EVEやロキソニンなどの痛み止めを飲むと楽になるので、わたしのデスクには常に常備してある。
目を温めるのもオススメで、家ではよく「ホットでアイマスク(小豆のやつ)」を使っている。そのまま寝ることができるから素晴らしい。
睡眠不足、過労によってわたしの身体に起きた異常はこんな感じです。
疲れが慢性化してくると、だんだん感覚が麻痺してきて「大丈夫」な気がしてきます。
しかし、確実に体は蝕まれています。
なので、あなたも決して無理をせず、上記のような異変を少しでも感じたらすぐに休んで欲しいと思います。
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